こんにちは。FP1級パパのニーサです。
突然ですが、皆さんのパートナーは「現金派」ですか?それとも「キャッシュレス派」ですか?
我が家の妻は、基本的に「ニコニコ現金払い」です。
日々「守りと攻めの資産設計」を考えている私の妻が現金派というのは、少し意外かもしれません(笑)。
なぜ現金なのか聞いてみると、答えは非常にシンプル。
「クレカの管理は面倒くさい。これだけ!」
確かに、クレジットカードを使えば利用明細を確認したり、引き落とし日を気にしたりする必要があります。
一方で、現在の日本ではキャッシュレス決済はかなり普及しています。
経済産業省によると、2025年のキャッシュレス決済比率は58.0%。そのうちクレジットカードによる決済額は134.6兆円でした。
もはやキャッシュレス決済は、特別な支払い方法ではありません。
だからといって、「現金払いは間違い」「現金派は損」と言いたいわけではありません。
大切なのは、自分や家族に合った方法で、無理なく家計を管理することだと思っています。
そこで我が家では、妻の「現金で払いたい」というスタイルを無理に変えるのではなく、別の方法でキャッシュレス決済のメリットを取り入れることにしました。
今回は、我が家で実践している「立替払い」という方法をご紹介します。
現金払いは本当に「損」なのか?
まず、誤解のないようにしておきたいことがあります。
現金で支払ったからといって、それだけで「損をした」とはいえません。
現金には、使った金額を把握しやすい、カードの管理をしなくてもよい、使い過ぎを防ぎやすいと感じる人がいるなど、メリットがあります。
特に妻の場合は、
「カードを持つと便利なのは分かるけれど、管理するのが面倒」
という考え方です。
これはこれで、一つの合理的な選択だと思っています。
ただし、キャッシュレス決済には、ポイント還元などのメリットがあります。
例えば、仮に1%のポイント還元がある決済方法を、ポイント付与の対象となる支払いに利用したとしましょう。
1万円なら100円。
10万円なら1,000円。
100万円なら1万円相当です。
もちろん、実際の還元率やポイント付与条件は、カードやサービスによって異なります。
また、すべての支払いがポイント還元の対象になるとは限りません。
そのため、
「現金払いをすると必ず1万円損をする」
という話ではありません。
正確には、
「もしポイント還元のある決済方法を利用できる支払いなら、そのメリットを受け取らないという選択になる」
ということです。
私は、この「取りにいけるメリットを取りにいかない状態」が、少しもったいないと考えました。
我が家の解決策は「妻を変える」のではなく「夫が担当する」
では、どうしたのか。
答えは非常に単純です。
私がキャッシュレス決済を担当することにしました。
妻に、
「クレジットカードを使ったほうが得だよ」
「ポイントが貯まるんだからカードを使ってよ」
と何度も言って、妻の習慣を変えようとはしませんでした。
それよりも、
カード管理が苦にならない私が担当すればいい。
そう考えました。
そこで我が家で行っているのが、「夫の立替払い」です。
妻が現金で支払っていた買い物について、私が自分のクレジットカードで支払います。
そして、その金額については家計から精算します。
例えば、妻が日用品を数千円購入するとします。
妻が現金を使う代わりに、私が自分のカードで支払います。
その後、家計の中でその支出を精算します。
こうすることで、妻はこれまでと同じような感覚で生活できます。
一方、私はカードの利用明細を確認できます。
我が家の場合は、これによって「カードを使う人」と「家計を管理する人」の役割を分けています。
「ポイントのためにカードを使う」のではなく「家計のために使う」
ここで大切なのは、ポイントを貯めること自体を目的にしないことです。
ポイントが欲しいからといって、必要のないものまで購入してしまえば、本末転倒です。
例えば、
「ポイントが10%付くから、今買っておこう」
という考え方になってしまえば、支出そのものが増えてしまいます。
これでは「守りの資産設計」とはいえません。
私が意識しているのは、
「どうせ必要な支出なら、無理のない範囲でメリットのある決済方法を選ぶ」
という考え方です。
必要な食料品や日用品などを購入する。
その支払い方法として、ポイント還元のある決済手段を利用する。
その結果としてポイントが貯まる。
この順番を崩さないことが大切だと思っています。
我が家では貯まったポイントを「家族のため」に使う
そして、我が家では貯まったポイントをできるだけ家族のために使うようにしています。
例えば、
・ポイントを使って家族で外食する
・旅行など家族で楽しめることに利用する
・普段より少しだけ贅沢な食事に使う
といった具合です。
私個人がポイントを貯めて、自分だけで楽しむというより、
「家計から生まれたメリットは、家族に還元する」
という考え方です。
そうすると、最初は「クレジットカードなんて面倒」と言っていた妻も、結果的にはそのメリットを受け取ることになります。
妻自身がカードを管理しなくても、家族としてポイントの恩恵を受けられるわけです。
我が家では、この方法が意外とうまくいっています。
ただし、クレジットカードなら何でもいいわけではない
ここは非常に重要です。
今回の記事では「現金よりクレジットカードのほうが絶対に得」と言いたいわけではありません。
クレジットカードは後払いです。
そのため、利用した金額をきちんと把握して、支払日に問題なく引き落とせるように管理する必要があります。
日本クレジット協会も、クレジットカードは支払計画を立て、無理のない範囲で利用することを勧めています。
また、利用明細を確認することも重要です。
身に覚えのない利用がないか、支払方法が意図したものになっているかなどを確認することで、トラブルの早期発見にもつながります。
特に注意したいのが「リボ払い」です。
リボ払いは毎月の支払額を一定にしやすい一方、支払いが長期化すると手数料がかさむ場合があります。
国民生活センターも、意図しないリボ払いに注意し、利用明細を毎月確認するよう呼びかけています。
つまり、
「ポイントがもらえるからクレジットカードを使えばいい」
だけではありません。
カードの仕組みを理解し、使い過ぎないことまで含めて考える必要があります。
「現金派」と「キャッシュレス派」は対立しなくてもいい
我が家の場合、妻は現金派。
私はキャッシュレス派。
最初は、
「せっかくポイントが付くのにもったいないな」
と思っていました。
しかし、妻に無理にカードを使わせても、家計管理が面倒になってしまいます。
それならば、
「得意なほうが得意なことを担当すればいい」
と考えるようになりました。
これは、家計管理全般にも通じることだと思います。
家計簿を付けるのが得意な人。
投資について調べるのが好きな人。
固定費を見直すのが好きな人。
現金で管理したほうが安心できる人。
家族全員が同じ方法を選ぶ必要はありません。
大切なのは、家庭全体として無理なく続けられる仕組みを作ることです。
まとめ パートナーの習慣を変えるより「仕組み」で家計を改善する
現金払いには現金払いの良さがあります。
「現金だからダメ」「キャッシュレスだから正解」という単純な話ではありません。
一方で、ポイント還元など、キャッシュレス決済には現金にはないメリットがあります。
だからこそ、我が家では妻の「現金で払いたい」という気持ちを尊重しながら、私がキャッシュレス決済を担当する方法を選びました。
我が家の方法は、
妻の現金払いを無理に変えない
↓
カード管理が苦にならない夫が支払う
↓
家計として精算する
↓
貯まったポイントは家族のために使う
というシンプルな仕組みです。
もちろん、すべての家庭に同じ方法が合うとは限りません。
クレジットカードの管理が苦手な家庭なら、無理に使う必要もありません。
現金払いのほうが支出を管理しやすいのであれば、それも立派な家計管理です。
私がこの記事で伝えたいのは、
「現金派の人をキャッシュレス派に変えましょう」
ということではありません。
むしろ、
「家族の誰かを無理に変えるのではなく、得意な人が仕組みでカバーする」
という考え方です。
資産形成というと、NISAや投資ばかりに目が向きがちです。
しかし、普段の生活費を少し見直すことも、立派な「守り」の資産設計です。
我が家では、妻の「面倒くさい」を尊重しながら、家族全体で無理なくメリットを受け取れる方法をこれからも考えていきたいと思っています。
参考にした公的・公式情報
経済産業省
一般社団法人日本クレジット協会
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ちなみに、このシステムがスムーズに回っているのは、我が家が「ある家計管理」をしているからでもあります。
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