こんにちは。FP1級パパのニーサです。
今回は、少し趣味の話をしたいと思います。
テーマは「腕時計」です。
私はこれまで、腕時計が好きで、いろいろなブランドやモデルを調べたり、中古時計を購入したり、買い替えたりしてきました。
時計好きの方なら、
「次はどの時計を買おうか?」
「このモデルも格好いいな」
「今持っている時計を売って、新しい時計に買い替えようかな」
と考えた経験があるのではないでしょうか。
私自身も、以前は時計を探すことが楽しみの一つでした。
しかし、現在は少し考え方が変わりました。
これからは、人生の節目など、本当に意味のある記念時計以外は、基本的に買わないと決めています。
これは「時計が嫌いになった」という話ではありません。
むしろ、長く時計を楽しんできたからこそ、今は「数を増やすこと」よりも「本当に大切な時計を長く使うこと」に魅力を感じるようになりました。
今回は、私が時計の購入を抑えるようになった理由について、資産形成との関係も含めてお話しします。
時計を集めることが楽しかった時期
以前の私は、時計を調べることが好きでした。
高級時計には、それぞれブランドの歴史やデザイン、ムーブメントなどに特徴があります。
同じ腕時計でも、メーカーやモデルによって雰囲気が大きく違います。
そのため、
「次はこの時計が欲しい」
「このモデルも一度は使ってみたい」
と、どんどん興味が広がっていきます。
特に中古市場を見ると、新品だけではなく、過去のモデルや生産終了モデルなども選択肢になります。
ブランドやモデルによっては、中古市場で新品の希望小売価格を下回る価格で販売されているものもあります。
そのため、
「新品よりも中古で探したほうが購入しやすいかもしれない」
と考えることもありました。
IWC、ゼニス、ブライトリングなど、歴史のあるブランドについても、モデルによって中古市場でさまざまな価格帯の商品があります。
ただし、ここで注意したいのは、「高級時計なら中古で安く買える」という単純な話ではないことです。
中古時計の価格は、ブランドだけでなく、モデル、年式、状態、付属品、需要などによって変わります。
同じブランドでも、モデルによって価格は大きく違います。
そのため、時計を購入する場合は、「有名ブランドだから価値が落ちにくい」と単純に考えるのではなく、自分が本当に欲しい時計なのかを考えることが大切だと思っています。
時計を買うことと資産形成を考えるようになった
時計を楽しんできた一方で、私自身の生活では「資産形成」も重要なテーマになっています。
もともと私は、自分のお金をどのように使い、どのように将来へ回すのかを考えることが好きでした。
時計を1本購入すれば、その分のお金は時計に変わります。
もちろん、時計を買うこと自体が悪いわけではありません。
趣味や楽しみにお金を使うことも、人生を豊かにする大切な支出です。
ただ、時計を購入するたびに、
「このお金を資産形成に回したらどうなるだろう?」
と考えるようになりました。
そして、少しずつ自分の中で優先順位が変わっていきました。
今は、時計を何本も所有することよりも、将来に向けた貯蓄や長期的な資産形成を優先したいと考えています。
これは「時計より投資のほうが絶対に正しい」という意味ではありません。
あくまで、現在の私自身の価値観です。
時計を買わない=楽しみを捨てる、ではない
ここは自分自身でも大きく変わったところです。
以前は、
「時計を買わないと時計好きではなくなる」
ような感覚が少しありました。
しかし、今はそう思いません。
時計を買わなくても、時計を見る楽しみはあります。
雑誌やインターネットで新作を見ることもできますし、中古市場を眺めているだけでも楽しめます。
また、すでに所有している時計を大切に使うことも、時計を楽しむ一つの方法です。
新しい時計を購入することだけが、時計趣味ではありません。
むしろ、今持っている時計について、
「この時計を買ったときは何歳だったか」
「どんな出来事があったか」
などを思い返すと、時計そのものに思い入れが生まれてきます。
私が「記念時計」を大切にしたい理由
私が今後も時計を購入するとすれば、それは「記念になる時計」にしたいと考えています。
例えば、人生の大きな節目。
年齢の節目や、家族にとって大切な出来事などです。
私自身、これまでにも人生の節目に時計を購入した経験があります。
特に、30代を迎えたときに購入した時計や、子どもが生まれた際に購入した妻とのペアウォッチなどは、単なる「物」とは少し違う存在になっています。
時間が経っても、
「あのときに買った時計だ」
と思い出せるからです。
これからは、そうした「人生の記憶と結びつく時計」を大切にしていきたいと思っています。
時計の本数を増やすことよりも、1本1本に意味を持たせる。
今の私には、そのほうが合っていると感じています。
時計を「投資」として考えすぎない
高級時計について調べていると、
「資産価値」
「リセールバリュー」
「値上がり」
といった言葉を目にすることがあります。
確かに、時計には中古市場があり、購入した時計を将来売却することもできます。
しかし、私は現在、腕時計を投資商品として考えないようにしています。
時計の価格は、ブランドやモデル、状態、市場の需要などによって変化します。
購入価格より高く売れる保証もありません。
また、購入時の価格と売却時の価格が同じになるわけでもありません。
購入や売却の際には、それぞれの取引条件や手数料なども考える必要があります。
そのため、
「この時計なら値上がりするから買おう」
という考え方ではなく、
「自分が長く使いたいと思える時計だから買う」
という基準を大切にしたいと思っています。
時計を売却するときにも税金には注意
時計を売却した場合の税金についても、知っておきたいポイントがあります。
国税庁によると、資産の譲渡による所得は原則として譲渡所得の対象となりますが、生活に通常必要な動産の譲渡による所得は課税されません。
一方で、貴金属や宝石、書画、骨とうなどについては、1個または1組の価額が30万円を超えるものは、この生活用動産の非課税の扱いから除かれています。
高額な腕時計を売却する場合には、個別の事情によって税務上の取り扱いが変わる可能性があります。
「時計を売っただけだから税金は関係ない」と決めつけず、金額や売却状況によっては確認することが大切です。
税務上の判断に迷う場合は、国税庁の情報を確認したり、税理士などの専門家に相談したりするのが安心です。
「時計を買わない」という選択も資産形成の一つ
私は、時計を買うこと自体を否定しているわけではありません。
好きな時計を購入して、それを長く大切に使う。
これは、とても素敵な趣味だと思います。
問題は、
「欲しい時計があるから買う」
という行動を繰り返しているうちに、自分でも気づかないうちに購入本数が増えてしまうことです。
私自身、以前は「この時計もいいな」と思うことが何度もありました。
しかし、今は一度立ち止まって、
「本当に必要なのか?」
「今持っている時計ではだめなのか?」
「このお金を別の目的に使ったらどうなるのか?」
と考えるようになりました。
そして、最終的に購入しないという結論になったとしても、それは我慢ではありません。
「今は資産形成を優先する」
と自分で決めているからです。
時計を減らすことで見えてきたもの
時計の購入を控えるようになってから、少し不思議な感覚があります。
以前は、新しい時計を見つけると「欲しい」という気持ちが先に出ていました。
今は、
「格好いいな」
と思っても、
「でも、自分には今の時計がある」
と考えられるようになりました。
すると、今持っている時計を以前より大切にするようになりました。
時計の本数を増やすことではなく、今あるものを長く使うことにも価値があると気づいたからです。
これは時計に限った話ではないと思います。
洋服、車、カメラ、バッグなど、趣味の世界では「新しいものが欲しくなる」ということがあります。
そこで一度立ち止まり、
「本当に欲しいのか」
「それとも新しいものを見つけたから欲しくなっただけなのか」
を考えてみる。
それだけでも、お金の使い方は変わるかもしれません。
まとめ
私はこれまで腕時計を楽しんできました。
中古時計を探したり、さまざまなブランドやモデルを調べたりすることも好きでした。
しかし現在は、時計の本数を増やすことよりも、今持っている時計を大切に使い、人生の節目に意味のある時計を選ぶことを大切にしています。
そして、時計に使っていたお金の一部を、貯蓄や長期的な資産形成に回すことも意識しています。
もちろん、これは私自身の考え方です。
時計を何本も所有することが幸せな人もいれば、1本を長く使うことが好きな人もいます。
どちらが正しいということではありません。
大切なのは、
「自分にとって何にお金を使うことが幸せなのか」
を考えることではないでしょうか。
私の場合は、これからも時計を好きな気持ちは持ち続けながら、購入する時計は人生の記念になるものに絞っていきたいと思います。
時計沼から完全に卒業したわけではありません。
ただ、これからは「たくさん持つ」よりも、「大切なものを長く使う」。
そんな時計との付き合い方をしていきたいと思っています。
参考にした公的・公式情報
国税庁
「No.1460 譲渡所得(土地、建物及び株式等以外の資産を譲渡したとき)」
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