保険や投資の話が続きましたが、今回は少し趣向を変えて、私の人生の相棒である「時計」の話をさせてください。
私は時計好きで、これまでいくつかのモデルを手にしてきましたが、中でも一番思い入れが深いのが、ロレックスの「エクスプローラーI(Ref.214270)」です。
30歳の節目に下した「66万円」の決断
この時計を購入したのは、20代の終わり、30歳を迎える記念の時でした。
当時の価格は約66万円。今でこそロレックスは「正規店で買えない」のが当たり前になっていますが、当時は品薄になりつつも、モデルによっては少し探せば定価で店頭に並んでいた時代です。
20代から30代へ。これから仕事の責任が増していく中で、「一生共に歩めるタフな相棒が欲しい」と、一大決心をして購入したのを今でも鮮明に覚えています。エクスプローラーは3回ほど正規店を訪問した際、たまたま入荷したばかりのものを紹介してもらい、購入できました。
FPの視点で振り返っても「214270」は最高だった
趣味として買った時計ですが、FP(ファイナンシャル・プランナー)の視点で振り返っても、この選択は非常に理にかなっていました。
1. 究極の汎用性:39mmという絶妙なサイズ感は、ビジネススーツにも休日のカジュアルな服装にも完璧にマッチします。これ一本あれば、他の時計を買い足す必要がないほどの完成度です。
2. 実物資産としての強さ:現在、214270の市場価値は、当時の購入価格を大きく上回っています。
3. 維持コストとメンテナンス体制の信頼感:ロレックスはオーバーホールの体制が非常に整っており、適切にメンテナンスすれば本当に一生使えます。
「消費」を「資産」に変えるという考え方
よく「時計に何十万も出すのは浪費だ」と言われることがあります。しかし、私はそうは思いません。
もし当時、66万円を流行りの家電や車に使っていたら、今の価値はどうなっていたでしょうか。おそらく、その価値は大きく目減りしていたはずです。
対して、このエクスプローラーは、10年近く私の腕で時を刻み続け、私に自信を与えてくれただけでなく、「いつでも購入価格以上で現金化できる」という安心感(資産性)まで提供してくれました。
これは、私がブログで提唱している「損しないお金の守り方・増やし方」の根幹にある「価値の落ちにくいものにお金を使う」という考え方そのものです。
おわりに
「他にも買っておけばよかった!」と思う気持ちもありますが(笑)、あの時、身の丈に合った一歩を踏みて手に入れたこの一本があるからこそ、今の自分があると感じています。
投資信託での積み立ても大切ですが、人生の節目には、自分のモチベーションを高めてくれる「現物資産」に投資してみるのも、豊かな人生を送るための一つの戦略かもしれません。
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私は本当に少しですが、金への現物投資もしています。
