こんにちは、FP1級パパのニーサです。
以前の記事で、私はVIG(米国増配株式ETF)から受け取った配当金を、米国債券ETF(BNDやVGLT)の買い増しに充てているとお伝えしました。
しかし、配当金が入ってから実際にETFを購入するまで、米ドルをそのまま証券口座に放置していませんか?実は、そこには大きな「機会損失」が隠れています。
今回は、私が実践している「外貨建てMMF」を活用した、賢いドルの置き場所について解説します。
なぜ私は「外貨建てMMF」を利用するのか?
意外と知られていないのが、日本の主要ネット証券において、口座にあるだけの「米ドル預り金」には利息が一切つかないという事実です。
銀行預金であれば、たとえ微々たるものでも利息がつきますが、証券口座の預り金はあくまで「投資待機用の資金」。そのまま放置するのは、お金を全く働かせずに「ニート」させているのと同じ状態です。
そこで私が活用しているのが、「外貨建てMMF(マネー・マーケット・ファンド)」です。
外貨建てMMFを活用する4つのメリット
米ドルのまま「3%台」の高利回りで運用できる(※2026年8月現在)
米国の金利情勢を反映するため、現在は年利3.0%〜程度の利回りが期待できます。利息がゼロの預り金と比べれば、数ヶ月の待機期間でもハッキリと差がつきます。
売買手数料が無料(ノーロード)
多くのネット証券では、外貨建てMMFの売買手数料を無料に設定しています。配当金のような少額資金でも、コストを気にせずこまめに移せるのが魅力です。
少額から「貯金」できる
ETFは1株単位(数万円〜)でしか買えませんが、MMFは少額から購入可能です。配当金をこまめに「ドルの貯金箱」へ放り込む感覚で、1セントも無駄にせず運用できます。
注意しておきたいポイント
元本保証ではない
格付けの高い短期債券などで運用される安全性の高い商品ですが、理論上の元本割れリスクはゼロではありません。
為替変動の影響を受ける
円建てで見れば為替の影響を受けますが、今回のように「ドルのまま再投資する」のであれば、為替差損益を過度に気にする必要はありません。
まとめ:プロの視点は「端数のドル」まで届く
資産運用で大切なのは、大きなトレンドに乗ることだけではありません。「入ってきたお金を1円(1セント)も眠らせず、常に働かせ続ける仕組み」を作ることです。
VIGの配当金をBNDやVGLTに再投資してポートフォリオを強化する。その「中継ぎ」として外貨建てMMFを挟むだけで、手間をかけずに運用効率を極限まで高めることができます。
せっかく手にした配当金です。証券口座で「お休み」させるのではなく、MMFという次の現場へ送り出してあげましょう!
あわせて読みたい

